【完全版】なわとびのやり方をプロが徹底解説!!

学校体育種目

なわとびは、男の子・女の子問わず人気があるのが特徴的ですよね。そして上手にできれば嬉しいですし、逆に出来ないと自信を失ってしまうことも!!

今回はそんななわとびの練習方法を徹底的に解説しています。この内容を理解して練習すれば、間違いなくなわとびは出来るようになります。ぜひ参考にしてみてください。

※今回は「前とび」と呼ばれる、なわとびで一番イメージする「普通のとび方」です。二重とびのやり方などは、また別のコラムで紹介しますね。

なわとび選びと長さ調節について

前提として、なわの長さやモノ選びは、とっても大事です。他のコラムで説明しているので、そちらをぜひご参照ください。

なわとびは、なぜムズカしいのか

なわとびがムズカしい理由は、いくつかあります。大きな理由として、次の4つが言えるでしょう。

・不自然な動きであること(ウデを下に振りながらジャンプする)

・練習する年齢が低いので、動きを理解できない

・シッパイすると、痛みが伴う恐怖があること

・手の動き、足の動き、リズムといった要素が複合していて、シッパイした時の原因を自己分析しづらい(迷宮入りしやすい)

この「なぜムズカしいのか」を知っておくことで、子どもになわとびを教える時、子どもの心情を理解し、寄り添うことが出来ます。

なわとびの基本的な練習ステップ

なわとびは、一気に前とびにチャレンジしちゃうからムズカしいんです!!でも、順を追って少しずつレベルアップさせる方法さえ知っていれば、思ったよりカンタンにできますよ!

では、そのステップを学んでいきましょう!!(飛ばさずに順番にやってくださいね!!)

①小さい連続ジャンプ

勘違いされやすいですが、なわとびに高いジャンプは必要ありません。むしろ、なわとびは「小さいジャンプ」の連続です。まずは正しいジャンプの高さを理解してもらいましょう。大きいジャンプをしないように気をつけて練習しましょう!

②川とびこし

なわとびを置いて川に見立て、その上をジャンプしてとびこす練習です。この時、①で練習した「小さいジャンプ」でとびこえるように意識しましょう!

「なわとびって、高いジャンプをしなくてもこえられるんだ!」というのを実感できればOK!!

③なわ回し

なわを前後に回して足でストップする練習です。最初はウデを大きく回してしまうと思いますが、それでOKです。なれてきたら少しずつ小さく回すようにしましょう。

④前とびこし

なわを持って前に回して体の前でストップさせ、止まったなわをジャンプしてとびこす練習です。このステップは省略してしまいがちですが、この次の⑤「回す+とぶ」をイキナリやろうと思っても、うまくいかないことが多いです。段階的にできることを増やしていくためにも、このステップは飛ばさずにしっかり練習しましょう。

⑤回す+とぶ

なれてきたら、なわを回す→ジャンプを、出来るだけスムーズにしていきます。この時、焦って連続でやろうとしてしまうことがありますが、「まずは1回」とぶことを大事にしましょう!

これができれば、「前とび」はいったん完成です!ここまでの努力や成果を、大きくほめてあげてくださいね!

⑥連続とびにチャレンジ

くり返しになりますが、まずは「1回とぶ」をじっくり練習することが大事です。「成長の実感」を得てもらう意味もあります。あせって連続にチャレンジしないようにしましょう!

最初からスムーズにできなくてイイので、とちゅうで途切れながらでも、なわを止めないで回すようにしてみましょう。ここは細かいことは気にせず、たくさん練習しましょう。

連続とびはやはり難しさがグッとあがります。なので、大事なことは「技術的なこと」より、「子どもの心に寄り添うこと」です。出来ないことにチャレンジして、シッパイをたくさんしなければいけないわけです。出来ていないところを指摘するのは最小限にして、出来ていることを大げさなくらいに褒めてあげましょう

その他のオススメの練習方法

①重りをつけて練習

トイレットペーパーの芯などをつけると、遠心力が増して回しやすくなります。回しているカンカクもつかみやすくなります。

②親子とび

最初は向かい合って、その後同じ方向を見て練習です。ジャンプするタイミングを理解しやすくなります。特に年齢の低い子の方が楽しんでやってくれます。

③ももタッチジャンプ

ジャンプして、一番上までいったらふとももを両手でタッチしましょう。ジャンプ中にタイミングを合わせてふとももをタッチすることで、手を動かすリズムを覚えることができます。

なわとびは「ジャンプ中に手を動かす」運動です。また、ジャンプしながら手を下に動かすことは、普段行わない不自然なので、練習しないとうまくいかないことが多いです。この練習で、手足をタイミングよく連動させる練習をしましょう!

同時に、正しい高さでジャンプすることもイシキすると良いでしょう。

④新聞紙でサポート

グニャグニャしないなわとびにして練習することで、回しやすくなります。成功してきたら少しずつ新聞紙を短くして、なわを回すカンカクを合わせていきます。

⑤エアなわとび

手首の使い方を学ぶことができますアイテムです。回す方向が「ジッサイになわとびを回す方向」になっているか注意しましょう(体の正面でプロペラのように回してしまうことが多いです)。

また、上手になってきたと思っても、左右で動きに差があることがあります。早い段階で左右差を無くしておくと、二重とびなどの難易度の高い技をする時に習得が早くなるので、早めにこのアイテムは使っておくことをオススメします。

なわとびのよくあるシッパイパターン

シッパイパターンA:ギュッとにぎっている

「なわをガンバって回そう!」という気持ちから、手にチカラが入ってギュッとにぎっている時があります。なわとびはリモコンを持つようなイメージで持ちましょう。

シッパイパターンB:ワキが開いている

ワキが開いていると、なわの円運動の軌道がヨコに長くなり、タテが短くなります。当然ひっかかりやすくなるので、極端にヒジを体にピタッとくっつける必要はありませんが、大きく開かないように気をつけましょう。

シッパイパターンC:ジャンプするタイミングが合っていない

なわがアタマの上あたりを通り過ぎた時にジャンプの準備を始めます。なわがコシの前を通るくらいのタイミングで床から離陸します。

練習を始めたての頃は、ジャンプするタイミングが早すぎることが多いです。動画で撮影して、スロー再生しながらカクニンすると良いでしょう。

シッパイパターンD:ジャンプ高すぎ

なわとびのジャンプは、基本的に「ヒザを大きく曲げない」ジャンプが望ましいです。写真のようにカカトやヒザを持ちあげるようなジャンプをしていると、大きなエネルギーがヒツヨウになってしまうので、とび続けられなくなってしまいます。

練習ステップ①の「小さい連続ジャンプ」でとびましょう。これも動画で撮影すると、「自分がどのようにジャンプしているか」を理解しやすいです。

まとめ

なわとびは、「1回だけだけど出来る」のと、「1回もできない」のとでは、大きく評価が違います。ゼロの場合、ザンネンながら周りの子どもからの評価は大きく落ちてしまい、大きく肯定感に影響してくるでしょう。

1回だけでもとべるのであれば、それを100回にすることは、そこまでムズカしくありません。大変なのは、ゼロ回を1回にするまでです。それゆえに、ゼロ回を1回にすることは、大きな価値を持ちます。このコラムを参考に、ぜひ練習してみてください。

なわとびを含め、様々な動作習得の土台になるのは運動神経です。運動神経が伸びれば、動作習得は格段に早くなります。少しでも興味のある方はぜひ無料体験まで!お気軽にご連絡ください!